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  • ainoue81

9月は休会―楽しく絵を描こう

2021年の夏は熱海市伊豆山地区で土石流が起きるなどの豪雨に見舞われ、公民館での活動を急遽キャンセルする事態となりました。猛暑や豪雨など異常気象に加えて感染症の広がりもあり、9月は活動を自粛、いつか展覧会を開くことを夢見て、ステイホームで各自の作品に取り掛かることにしました。


今回は公民館における普段の活動を紹介したいと思います。 2019年5月に始まった「アートサロン」は熱海市の泉支所2階、泉公民館の大ホールで主に活動しています。メンバーは現在約25名。熱海市だけでなく隣接する湯河原町や真鶴町からの参加も多く、10代から90代までのメンバーが和気あいあいと好きな絵を描く場所です。



コロナ禍にあっては、公民館2階入り口を入ってすぐのお手洗いでしっかりと手を洗った後、ホール入り口で検温とアルコール消毒を行っています。 日曜日の午後1時からのクラスですが、12時半ごろには徐々に人が集まり始め、テーブルや椅子をセッティング。その日によって真ん中に置かれた花などのモチーフを囲んだり、講義室のように同じ方向を向いてテーブルを並べたり、様々なスタイルを試みています。 幸いにも天井も高く広くて明るい空間ですので開放感は十分。広いスペースでも声が聞こえるようにマイクのセットも欠かせません。


皆さんが揃うと、本日の課題の説明があり、各々制作に取り掛かります。手取り足取りではありませんが、講師が歩き回って気が付いた点を指摘することも。鉛筆による下書きのペースも人それぞれなので、早い時間から水彩絵の具で着色を始める姿も見られます。おしゃべりもなく集中し、静かな時間も(たまに)あります。 約1時間で一旦休憩を入れ、お手洗いに行ったり、他の人の作品を見て回り、同じ姿勢で固まった体をほぐします。コロナの前はお菓子とお茶で和むひととき「もぐもぐタイム」もありました。



2時間のクラス内で課題を描き上げる人は少ないものの、皆さん真面目なので次回のクラスまでに自宅で仕上げてくる方が大半です。なので、時間内に「前回の課題の講評」をすることがほとんど。「講評」と聞くと、ちょっと緊張してしまいそうですが、大人の趣味のクラスですからお互いに「褒め褒めタイム」となります。他の方の作品の良いところを見る、という作業は、次回の制作に役に立ちます。


閉会になると参加者全員でテーブルと椅子を拭いてお片付け。みんなでやれば早いので、あっという間です。 人数が多くなかなか顔と名前が覚えられないという声も聞かれますが、毎回名札を付け、できるだけいろいろな人と接する機会を作っています。加入した時期や出身地が同じで会話が盛り上がることもあるようで、好きな絵を通じた仲間づくりの場となっています。




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