風景画―真鶴・岩海岸でスケッチ

2023年11月は岩海岸でスケッチを行いました。春は天候のせいで屋外での活動ができなかったので、待望のスケッチ会でした。

真鶴駅から車で5分程度の岩海岸は、穏やかな波が特徴で、正面高く真鶴道路の橋が横切っています。夏は子供たちでにぎわう海水浴場となる岩海岸も、11月は平和そのもの。右手に漁船が並ぶ小さな港、左には「弁天島」が浮かび、左手は切り立った崖がそびえています。

会員たちは思い思いの場所でスケッチブックを広げ、約2時間かけて写生を行いました。真鶴道路の橋梁の下まで歩けるので、自宅でも描けるように漁船なども撮影しました。現場ですべて描き上げるのは難しく、着色は家でという人がほとんどでした。 久しぶりの外での活動。会員からのお菓子の差し入れなどもあり、楽しい時間を過ごしました。

2回目の活動ではいつものように講評を行いました。スケッチ会に参加できなかった会員のために現場で撮った写真をお配りしていたので、写真を見ながら描いた人もいます。少し曇りがちな天気でしたが、絵の中では青空が広がっていたり、空にはトンビが飛んでいたり、自分なりに工夫した作品も見られました。

12月に湯河原美術館で開催したアートサロン展（小作品展）に、この岩海岸スケッチを出品した人も複数いました。

以下、会員の皆さんの作品です。撮影した際の環境により色や画質が実物とは違っていることを考慮の上、鑑賞してください。

一部の作品は外部サイトの「インスタグラム」にも掲載しています。