2024年7月のテーマは「花」―会員のひとりがご自宅で丹精込めて育てているお花をモチーフに提供してくださいました。大ぶりのカサブランカ、ダリア、紫陽花が並び、教室中に花の香りが満ちていました。
教室で花を描くのは慣れてきているので、皆さんそれぞれの角度から構図を決め、デッサンを始めます。たくさんある花びらや葉っぱ、花の柔らかさ、白い花の塗り残し、そして花器の透明なガラスなどなど、課題はたくさんあるモチーフです。
この日は七夕とあって、同じ公民館で活動のあった子供会の子たちと七夕の笹飾りをする楽しい行事も組み込まれました。小学生を中心とした子供会のメンバーも、私たちの描く絵を見て回ったりして交流を深めました。
2回目の教室では各自お花の絵を仕上げて、講評に入りました。
イーゼルに立てかけた作品に囲まれ、柔らかいピンクやブルーのお花が匂いたつようでした。背景の色合いでも印象が変わることが、いろいろな作品を見ていても分かります。特に水彩画の世界では白い絵具を使わず塗り残しで表現することが一般的。白いカサブランカをいかに描くかというのも大きなチャレンジでした。
以下に、全てではありませんが、皆さんの作品を紹介します。撮影時の環境により、色や画質が実物とは違っていることを考慮の上、鑑賞してください。
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