新緑の頃になると湯河原の町では、家々の庭先にたわわに実る夏みかんをたくさん目にします。眩いくらいに輝く黄色い大きな実。5月のモチーフはメンバーの庭になっているという夏みかんを教室に持ち込んでモチーフとしました。
アートサロンのメンバーは約30人と人数が多いので、たいてい4つくらいのグループに分かれて絵を描きます。今回もテーブルごとに、カゴや藁などを使って、夏みかんを素敵に配置。このカゴや藁が意外と参加者を苦しめることになるのですが…(笑)
以下にできあがった作品の一部を紹介します。また撮影時の環境により、色や画質が実物とは違っていることを考慮の上、鑑賞してください。
夏みかんを美味しそうに描けているでしょうか? 美味しく見せるコツは色合いかなと感じました。夏みかんの表面のごつごつ感にはさまざまな工夫が見られました。また、カゴに入った夏みかんを描いた人たちは、カゴの網目を描くのが大変だったようです。さらに藁にあたった人は、藁の質感や重なりを表現するのが難しかったという声も聞かれました。
描き終わった夏みかんは希望者に配られ、翌月にはあるメンバーがマーマレードを作っておやつに出してくれました。こんな素敵なオマケがあるのがアートサロンです。
Comments