2024年3月の課題は、透明なガラス製品とシルバーやゴールドのステンレス製品の組合せでした。各自、家から持ってきた食器、花器、瓶などを好きなように配置して準備万端です。
この日は元会員でこの春から美大生になるMさんに、美大受験では欠かせないグラスや瓶などのデッサン方法についてレクチャーがありました。絵を描きなれている皆さんでも、視点を固定して形を捉えるコツを教えてもらい、熱心にデッサンを進めました。
2回目の活動では、続きを描いて仕上げ、講評を行いました。
今回の課題では、形を取ることも重視しましたが、ガラスの持つ「透明感」、シルバーのステンレス製品に生じる「映り込み」・・・これが最も難しい部分だったのではないでしょうか。
こうした題材は何よりも「観察」が大切です。ガラスの向こう側に透けて見える物の歪みや、光っている部分と影などを、描きこめることができれば、ガラスやステンレスの質感が表現できると思います。
以下に、全てではありませんが、皆さんの作品を紹介します。撮影時の環境により、色や画質が実物とは違っていることを考慮の上、鑑賞してください。
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