夏場の感染拡大を受けて活動を自粛していたアートサロンは、10月から活動を再開しました。10月のテーマは野外スケッチということで、普段通りの活動時間内に泉公民館から1キロほど千歳川沿いを下ったところにある福泉寺さんへ行ってきました。
こちらのお寺は湯河原の観光スポットのひとつで、茅葺屋根の本堂と首から上しかない大きな仏様が有名です。住職さんにもご挨拶をして、メンバーは思い思いの場所でスケッチすること2時間。着色まで始めた人は少なかったですが、暑すぎも寒すぎもしない絶好のスケッチ日和、久々の集まりを満喫して帰りました。
次の会では家で仕上げてきた作品を持ち寄って講評となりました。
首大仏や他の仏像を描いた作品と茅葺屋根が特徴的な本堂を描いた作品の大きく2つに分かれ、飽きることなく鑑賞しました。
難しかったのは仏様の表情や色でしょうか。信仰の対象である仏様ですから、人の手の及ぶところではないのかもしれません…。
また視界に入る全てのものを描きがちな風景画ですが、メインのモチーフを決め、周囲は省略や簡略化することも必要と感じました。
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