2021年2月は公民館での活動を自粛していたアートサロンですが、会員の皆さんはステイホームで課題に取り組みました。 2月の課題は「好きな風景を写真を見ながら描く」ということで、コロナ感染予防のため外出もままならないこの冬、絵を描きながら彼の地へ想いを馳せることになりました。「懐かしい風景」「行ってみたい場所」「お気に入りの景色」「美しい光景」など、それぞれの思いを乗せて描かれた作品は、活動を再開した3月の教室に並びました。
風景を写真からおこす時、どうしても細かいところまで見てしまい、あちこち描きこみがちです。風景の中には近景・中景・遠景があり、遠近感を色合いや筆づかいで表すことも大事でしょう。時々自分の絵を遠くから眺めて、絵画としての魅力をどこにおくのかを考えてみると良いかもしれません。あまり写真にとらわれすぎず、その風景に対する自分の印象を大切にし、筆致や色づかいに自分らしさが出せると良いと思います。
上にあげたのは一部の作品です。インスタグラムや本サイトの「ギャラリー」にも作品をアップしているのでご覧ください。 紙の反り返りや光の加減でうまく撮影ができず、少し周りを切り取らざるを得なかったものや色合いが本物と微妙に違っているものがあると思いますが、どうぞご了承ください。
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