夏野菜に続いて登場したのがさまざまなフルーツです。初夏の瑞々しいフルーツは、とりわけパイナップルが皆さんを悩ませていましたが、形を取る・色を作る・表現することに慣れてきたようです。
たくさんのモチーフを前にすべてを描くのではなく、何をメインとして、何を描かないのか、画面における構成・バランスも大切です。色を塗る時も、すべて同じ塗り方にするのではなく、しっかり手をいれるところ・手を抜くところを意識的に作っていきます。そのためには、時々立ち上がって画面を遠くから眺め、全体のバランスを考えましょう。
また静物画では背景の処理に頭を悩ませていました。経験を積むことで、背景をどんな色にすることで、メインのモチーフが浮き上がるかが分かってくると思います。
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