2021年6月は泉公民館の近くにお住いのかたからたくさんのアジサイを譲り受けて、教室は豪華な花の競演になりました。
珍しい色合いの花やガクアジサイなど、特徴を掴みつつ、小さな花の集まりであるアジサイをどう描くか、頭を悩ませながらの制作となりました。
出来上がった作品を持ち寄り、講評をしたのはアジサイの季節も終わった7月。色とりどりのみずみずしい作品が並びました。
小さな花の集合体である大きなアジサイは、一つ一つ細かく描くよりも、塊として濃淡をつけていきます。水彩画では「白抜き(白い絵具を使わず紙の白さを残す)」で白い花や光を表現。静物画を描くことに慣れてきたメンバーは、バックに複数の色を使ったり、にじみでみずみずしさを表現したりと、これまでの経験による技巧が光る作品もありました。
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