公民館での活動を再開した2021年3月、会場には立派な椿の花が大量に届けられました。久しぶりに会うメンバーたちの「再会」を鮮やかな椿の花たちが彩ってくれたようです。 湯河原寄りの熱海市泉にある「椿寺」には数十種類もの椿がこの時期に大輪の花を咲かせています。今回そのうちの数種類を絵のモチーフとしてご提供いただき、2グループに分かれて絵を描きました。
花もゴージャスで葉っぱの数も多いモチーフ。切り取り方は自由なので、アップで描いた人もいれば、雰囲気の良い木製の手桶もすべて画面に入れた人もいて、短い時間内に色を塗り始める人は少なかったようでした。
ほとんどのメンバーが家で着色をして、2回目の活動日には作品が出揃い、いつものように講評を行いました。 今回はとりわけ数の多い葉っぱの表現、陰影に苦労したようでしたが、ピンクがかった明るい花が教室を春らしい色に染めてくれました。同じモチーフを扱っていますが、静物画というのは特に背景の色によっても印象が変わります。いくつかの作品をこちらに掲載しますので見比べてみてください。(本サイトのギャラリーやインスタグラムにも他の作品をアップしていますので、こちらもお楽しみください。)
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